3月10日(土)、11日(日)の2日間、春彼岸会大法要がお勤めされました。
雨や花粉であまり良い環境とは言えませんでしたが、それでも多くのご家族様がご参詣に訪れ、本堂には、チューリップ、ストック、フリージアといった春を代表する花々が色鮮やかにお供えされておりました。
今年もどうぶつの森に新春を告げる、動物達の健勝祈願祭が行われました。健康を祈る祈願祭ですが、来園された子達はご家族様とのお出かけが嬉しかったのか、もうすでに元気一杯!式が始まる前から賑やかな声が聞こえて参りました。しかし、式が始まるとどの子も大人しくとってもいい子。そして、式が終わるとまたはしゃぎ出す。みんなちゃんと解っているんだね。はしゃぐ子達にご僧侶が贈与品が入った袋を差し出すと、ピタッとはしゃぐのをやめてその袋をじっと見つめる。ちゃんと解っているんだね。でも、食べ物じゃないんだ・・。お守りと祈願水と祈願札が入っているんだよ・・。しかし、そんな愛くるしい姿に式場からは多くの笑いが起こっていました。
また、今回は参加された記念写真を撮るブースが用意され、来園された子達はご家族様と一緒に写真を撮って行かれました。参列されたみんな、一年の始まりにまた一つご家族様との楽しい想い出ができてよかったね!!
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9月9日(土)、10日(日)の2日間、夏の日差しも和らぎ始め過ごしやすくなった良き日、秋彼岸会大法要が開催され、約300人の方々が天へと召されたお子達のご供養にご参列されました。小さなお子様から幅広い年齢のご家族様がご来園されましたが、なかでも目を引いたのはわんちゃんを連れたご家族様。暑い夏場の日中は、お散歩に出れなかったけど涼しくなってやっと出歩けるようになったとの事。ご家族様とわんちゃん達が一緒にご仏前にて祈りを捧げる姿は、まさにどうぶつの森ならではの光景でした。法要終了後、先祖の御霊を供養する秋のお彼岸にちなんで『ご供養について』のお話がありました。ご僧侶は、「供養は、何をやったかではなく、どれだけ続けたかが大切。お水の一杯供え手を合わせるだけでもいい、あれもこれもと行うと大変で毎日続かない。難しく考えずに気軽に毎日出来る事を行なって下さい。」とお話しされ、ご参会された皆様は熱心に聞かれておりました。
8月27日(日)、17周年開堂記念祭が開催されました。今年は、新設されたコミュニティ施設でのイベント開催となった為、例年よりも賑やかな雰囲気となりました。そんな中、来園されたお子様には、キリンや犬の形のかわいいバルーンをプレゼント。お子様のリクエストに応えて好きな動物を目の前で作るバルーンアートにみんな大興奮でした。毎年恒例となっているふるさと茶屋さんの協賛出店では、フライやおでん、金つば、柏餅などの手作り総菜が今年も大好評!特設テントでは、ご家族皆様でおいしそうにおでんを頬張る姿も見られ、たくさんあった惣菜はお昼過ぎには完売してしまいました。また、静岡ねこの会さん主催のふれあい里親会には、かわいいネコちゃんが大集合!ケージ越しに見るだけではなく、特設スペースで実際にふれあう事もできます。ねこじゃらしを使って遊ぶ姿には優しさがあふれていました。この里親会で良いご縁が生まれることを心から願っています。そして、今年の駄菓子屋さんは詰め放題!!ブースの前には人だかりが出来るほど。大人も子供も関係なく、袋の口を伸ばしたり、大きなお菓子の隙間に小さなお菓子を詰めたり…。大人には懐かしく、子供には嬉しい駄菓子屋さんは今年も大盛況でした。更に、今年はコミュニティ施設内にあります『森のひだまりカフェ』を限定オープン。自家製ソーダをはじめとしたドリンクとデザートを、開堂記念祭特別価格にてご提供。この日の一番人気はレモンの果実がごろごろ入ったレモンスカッシュ!夏の暑さにピッタリなスッキリとした甘さが特徴で「とっても美味しかったよ!」と大好評でした。『森のひだまりカフェ』は法要など本館イベント時に特別オープンの予定です。多くの方に支えられ、どうぶつの森も17周年を迎えることが出来ました。心からお礼申し上げます。平成30年春には現在行っているリニューアル工事が完了致します。新たなどうぶつの森での18周年開堂記念祭を、どうぞ皆様お楽しみに!
8月13日~8月15日までの間、どうぶつの森にてペットの燈籠供養祭万灯会が営まれました。今年は、天候に恵まれず雨続きとなりましたが、それでも13日の迎え火経は、なんとか持ちこたえ、動物観音様の御前で行う事ができました。毎年のことながら、夏の夜の涼風にほのかに揺れる皆様のえにしの伝書塔は、なんとも美しいものでした。
迎え火経にご参列されたご家族様のなかには、手を合わせて『迎えに来たよ。一緒に帰ろう。』と声に出す方々も多くおり、天へと召されたお子達のお里帰りをご家族様も楽しみにしていた感じが伝わって参りました。また、8月13日は、静岡の各寺院においてもお盆の法要が行われた為、お寺で先祖供養をされた後、来園した方々も多くおりました。ご両親と一緒に参列した小さな女の子が「昼間は、おおばあばあのとこ行ってきた。」と言いながら、夜は天へと召されたお子の為に手を合わす姿を見ていますと、改めて日本独自の文化であるお盆とは良いものであると感じました。
7月15日、16日、17日の3日間、どうぶつの森の本堂にて盂蘭盆会大法要が営まれました。連休に当たるこの3日間、小さなお孫さんを連れた方々や親子3世代で来園される方々もおりました。お盆は、ご家族様やご親類の皆様が久しぶりに顔を合わせ、心静かに手を合わせて感謝の想いを伝える日本の文化です。親子3世代で祈るお姿を見ていますとつくづく『お盆だな~。』と実感致します。天へと召されたお子達も家族皆で会いに来てくれた事、本当に喜んでいると思います。
3月11日(土)、12日(日)の2日間、どうぶつの森の本堂にて春彼岸会大法要が営まれました。春光うららかな一日となり、ご参列されたご家族様も「よくやく暖かくなって、お参りに来ることができたよ。寒いとどうしてもね。」と話される方もおり、お参りに来れた事を喜んでいるご様子でした。長い歴史があるお彼岸ですが、きっと先人達も同じように「やっと暖かくなってお参りに来ることができた。」と言っていたのではないかと、ふと思いました。それだけ春という季節は、心が晴やかなになる季節であると思います。きっと天へと召されたお子達も同じように春の訪れに心が弾み、また会いに来てくれたご家族様の顔を見て、さぞ喜んだ事だと思います。
1月8日、9日の2日間、どうぶつの森に新春を告げる健勝祈願祭が行われました。ご家族様と一緒に来園した子達。今年一年も健康で元気に過ごせますようにとご祈願する法会ですが、ご家族様とのおでかけが嬉しかったのか、法要が始まる前からどの子も元気一杯。本堂から賑やかな声が聞こえてきました。
祈願祭が始まり、お浄めの作法が終わったのち、今年は参列した子達、皆にかわいらしいチョーカーが進呈されました。一年間、健康で元気に過ごせますようにと願いが込められたチョーカーです。ご僧侶から直接、首に巻いてもらった子達は、ご家族様から「かわいい。」と言ってもらい大はしゃぎ。とても楽しげな笑い声が響きました。きっと、この笑い声が今年一年、多くの幸せをもたらしてくれると思います。
参列された子達、今年一年も健康で元気に、また、いい想い出がいっぱいできるようお祈り致します。
散りゆく紅葉に冬の訪れを感じ始めた12月10日、11日の2日間、歳末動物供養祭が行われました。年の瀬も近くお忙しい方が多かったのかご来園されたご家族様からは、「予定が詰まっていたけど参列する事ができてよかった。」「今回は出れないと思っていたけど来れてよかった。」などと言った声が多く聞かれました。晴天には恵まれたものの冷たい北風が吹くなか、ご参列されたご家族様のお子達への想いには、深く感動致しました。なにより、忙しいなか来園されたご家族様に天へと召されたお子達は、さぞ喜んだことだと思います。
9月10日(土),11日(日)の2日間、涼風に彼岸花が揺れるなか、秋彼岸会大法要が営まれました。秋のお彼岸は、先祖を尊び感謝の気持ちを伝える為に祈る期間として、日本人は昔から大切にしてきました。ご参列されたご家族様は、天へと召されたお子達との温かい想い出を振り返り、ありがとうという感謝の気持ちを伝えて行かれました。四季の歌で「秋を愛する人は、心深き人」と歌われる様に、夏の暑さが和らぎ過ごしやすくなった事で、お子達との想い出もより深く、より鮮明に思い返す事が出来たのではないでしょうか。
8月28日(日)、どうぶつの森にて日頃の感謝を込め16周年開堂記念祭が行われました。毎年恒例となりました「ペットサロンSILKY」さんと「ふるさと茶屋」さんに今年も協賛出店をして頂きました。いつものことながら「ペットサロンSILKY」さんのペット関連グッヅは、かわいらしい物ばかり、「去年も来たのよ。これが楽しみでね。」と言ってお越しになるリピーターの方も多く賑わいを見せてました。「ふるさと茶屋」さんのおでんやお弁当も大盛況でした。当日は、夏の日差しも和らぎ心地よい風が吹いていた為、仮設のテントではピクニック気分でおでんやお弁当を楽しそうに食べる方々の姿を多く見ました。一日限定でオープンした「どうぶつの森の駄菓子屋さん」とボランティアさんに協力を頂いた「ふれあい猫カフェ」、夏休み中ということもあり多くの子供達が来園し楽しそうな声が聞こえてきましたが、駄菓子屋にしても猫カフェにしてもはしゃいでいるのは大人の方々でした。昔懐かしいお菓子を見ては「このお菓子懐かしい。」「まだこれあるんだ。」といった声があがり、里親募集中の猫ちゃんと遊ぶ姿は、まるで子供頃に戻ったかのように見えました。今回初出店となった「しろくま堂」さんは、ペットの似顔絵をかわいらしく描きました。写真とは違う温かみのある絵は、きっとご家族様の想い出の一枚となった事でしょう。
台風が近づくなか天候が心配されましたが晴天に恵まれ、また夏休み最後の日曜日ということもあり、多くのご家族様やペットを連れた方々にご来園頂きました。多くの人と動物達であふれた開堂記念祭。今後ともどうぶつの森は、人と動物達が集まる場、そして憩いの場であるようスタッフ一同努力を重ねていく所存でございます。
毎年、旧盆に動物観音様へと続く参道にて営まれるどうぶつの森、燈籠供養祭「万灯会」。今年は開始40分で残念ながら雨が降り、館内本堂にて場所を移動して営まれました。参道に並ぶ燈籠も美しものですが、本堂内に並べられた燈籠もなかなかに幻想的で美しいものだと感じました。
ご参列されたご家族様が自分の子の名が記された燈籠を見つけては、「迎えに来たよ。」と声をかけていたのがとても印象に残っております。
あいにくの雨となりましたがご僧侶は、「8月に入り晴天の日が続いていたのに13日の夕方だけ雨が降るとは。ただ、お釈迦様が誕生された際、天は喜び祝福の雨を降らせたと言います。仏教にとっては雨は吉報です。きっと、天へと召されたお子達が自宅へと帰れる喜びから、雨を降らせたのかもしれませんね。」とお話しになられました。
何より悪天候の中、迎えに来てくれたご家族様に天へと召されたお子達も、さぞ喜んだ事と思います。
7月16日、17日、18日の3日間、どうぶつの森の本堂にて、盂蘭盆会大法要が営まれました。お盆は天へと召されたお子達がご家族様の元へとお里帰りをする時。今年もお子達のお里帰りに合わせ、600人を超えるご家族様がお越しになり、感謝の想いを伝えて行かれました。ご参列された方は、「天へと旅立ったあの子が家に帰ってきていると思うだけで嬉しくなる。お盆がこんなにいいものだとは知らなかった。」とおっしゃっておりました。法要終了後、ご家族様は晴やかで優しいお顔でした。
3月12日、13日の2日間、どうぶつの森の本堂にて春彼岸会大法要が営まれました。今年は、東日本大震災より、5年目に当たる事もあり、ご参列されたご家族様の愛らしかったお子達と一緒に、震災で命を失った多くの動物達もご回向されました。法要終了後の法話では、来月4月8日のお釈迦様の誕生日である「花祭り」にちなんで、御教えの一つ、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」についての解説が行われました。「命とは、世界に一つしかない尊いもの。人も動物もその命は、皆等しく尊い。」というお話しに、改めて命というものの大切さを知る一日となりました。
2016年、年明け。皆様、新年あけましておめでとうございます。今年は、暖冬の影響もあり、暖かい日が続く年始めとなりました。どうぶつの森にも、暖かな日差しが降り注ぐなか、1月10日(日)、1月11日(月)の2日間、ご家族様と一緒に暮らす動物達が健康で元気に過ごせますように祈る「新春健勝祈願祭」が行われました。ご家族様と一緒に来園した子達、どの子もご家族様の言う事を聞き、ご僧侶の読経中も静かにいい子にしておりました。これには、ご僧侶も「いい子達だ。身も心も清められ、きっといい一年となる事でしょう。」と、とても感心しておりました。今年は、4年に1度のうるう年にあたります。うるう年といえば、オリンピックが行われます。今回は、ブラジルのリオ。日本中が熱く、元気になる事でしょう。それと同じく、ご家族様と一緒に暮らす動物達も元気に過ごせますようお祈りを申し上げます。
早いもので本年もあと半月を数えるのみとなりました。年の瀬にしては、比較的に温暖で暖かい日差しが降り注ぐ中、どうぶつの森では、今年一年の締めくくりと致しまして、歳末動物供養祭が行われました。ご僧侶より、「新たなる一年を良き一年とする為には、今年を感謝の心で締めくくる事が大切です。」とお話もあり、ご参列された皆様は、いつもいつも温かく見守ってくれている天へと召されたお子達に、手を合わせて祈り、今年一年の感謝の気持ちを伝えて行かれました。お子達も喜んでいる事は、勿論の事、ご家族様にとっても新たなる一年、必ずや良き一年となる事でしょう。